ポリプロピレンとポリエチレンの相違点
Pポリプロピレン
Basic Tote Series 等使用素材について
一般的にBAGに使用されているビニール系素材は、ポリエチレンを使用しています。ポリエチレンは、いわゆる「プラスチック」の一種です。
しかしOMOTOで製造する Basic Tote Series は、ポリプロプレン素材を使用しています。
ポリプロピレンとポリエチレンは分子構造が異なるものの、炭素と水素から成る合成樹脂であることに加え、以下のような共通点があります。
- 水を吸わない性質を持っているため、保存容器など水気がある用途でも使用可能。
- 電気を通さない絶縁体である。
- 無臭であり、毒性もない 比重が水よりも小さく、水に浮き撥水性がある。
- 炭素と水素の合成樹脂であることから燃やせば完全燃焼する。
ポリエチレンとポリプロプレンの相違点について。
ポリエチレン
- 低温環境や水には強いが、熱がかかったり日光(紫外線)が当たったりする環境に弱い。
ポリプロプレン
- 100℃を超える温度域でも変形したり燃えたりしにくい。
- ポリエチレンより硬く耐衝撃性があるため、機械的な負担がかかる環境でも使用可能 。
- ポリエチレンはやや白っぽい色味であるのに対し、ポリプロピレンはより透明で発色性に優れる。
- ポリエチレンより硬質な為、しわが出やすいのが特性。
OOMOTOは、40年にわたる縫製品生産技術を活かし厳選された素材、環境にやさしい素材、人にやさしい素材を使用して製造しています。